[読後感想]ロジカルシンキングで面白いほど仕事がうまくいく本

割と本はよく読む方で、図書館さんにはいつも大変お世話になっております。

特にここ4ヶ月くらいは月に2回(返却期限が2週間なので)のペースで必ず赴いていて、目一杯借りてくるので読み切れず、数冊は延長なんてことも多々あったりするわけですが、そんなだらしのない僕にも柔和に対応してくださる公共施設の存在とその恩恵には常々感謝です。

「アウトプットが大事」なんてもう耳にタコができるくらい聞き飽きたフレーズですが、ついついものぐさで、読んで満足してばかりでは内容の定着率の低い水準のままなので、  
特段立派なことは書けませんが、ポイントを絞れば、まぁせいぜい何行かにはなって記事の体をなすかなと。

そんなことをつらつらと考えつつ、この度新設した[読後感想]カテゴリーも気楽な構えで少しずつ拡充していけたらなーと考えてます。

ロジカルシンキングの概要が俯瞰できる

部分特化といえども程度があると思うので、まず全体を通して得られた知見について。

この本は合理的で建設的な考え方に基づき体系化された方策を広く浅く紹介するものなので、周辺の用語、手法、使える材料等をざっくり知るにはもってこいです。

直面するケースに応じて様々な手法が確立されていて、具体的なシーンを列挙すると、

  • 問題の原因追求時
  • 問題の解決策の案出時
  • キャリアプランの設計時
  • プレゼン時
  • ライティング時
  • 折衝時

など、これら闇雲に取り組むより、ちゃんと捗る方法があるんだよ。
ってことを教えてくれる本です。

MECE(ミッシー)で情報収集。

MECEって初めて聞いたのですが、「メセ」かな「メス」かなと思ったら、読み方はミッシー。

これは「相互に重なりがなく、全てを網羅する」という意味なんだそうです。

実はこれ、個人的に、ここ数日の職業訓練校の授業の中で強く実感していることでして、
それは人の意見はものすごく大事だということです。

グループディスカッションでは、自分には思いもよらなかったような案がバンバン出てきますから。

「三人寄れば文殊の知恵」です。何か例えばネットで調べるにしても、感情、嗜好等の要因で、得てして採集する情報に偏りが生じるんですよね。

ロジカルシンキングの全体像を3つに分けた中の1構成要素である「情報の発想」において、可能であるならば必ず他者のブレーンを借りた方がMECEに適うと思います。

もちろんこれは本のレビューという趣旨から脱線した私見なのですが、
ここで強調させて頂きたいのは、案出された際「否定しないこと」という前提条件です。

肯定し合うことで、様々な気づきに繋がる有用な意見が皆の口から矢継ぎ早に放出されます。

毎度重ねて言うようですが貴重な体験をさせてもらっています。

意味のない会議は嫌という程経験しました

前職では「何も決まらない会議」が本当に多かったです。

それもそのはず。

本では、会議参画者の情報共有を助ける様々な「図、グラフ」の使い方、有効性についても書かれておりますが、
残念ながら前職の会議では、そういったものをお目にかかったことはありませんでした。

議論が何と言うか、ふわふわしていて、脱線から更に枝分かれして脱線し、一部の従業員が文句を言って終わり(意見力は完全年功序列性でした。)、と言うケースがあまりにも多かったです。

本で示されているような、ツリー型構造の図を作成し、抽出された具体案を可視化し、共有すること。

更にWBSで必要作業を細分化、分担、達成期日等の明確化。

ガントチャート等でシートを作成し、決定事項の整理。

等を行い、反面教師ではないですが、最悪の現場を見てきた経験から、もし自分が管理の立場になったらすべきこと、鉄板の流れというものを本を通して掴むことができたように思います。

とはいえ、ツリー型構図以外にも、マトリックス図、プロセス図等、ケースによって発揮する訴求力が異なるので、これは実際に相応の立場になり、実践を積む中で慣れるしかないわけですが、
輪郭を把握できただけでも大変有益でした。

今こうして書いてる最中にも、もう1度読んでおいて損はなさそうだ、と思っているので、3日後くらいに再読してみます。